格闘家タクシーで、プロボクサーを目指す!
こんにちは。格闘家ライフスタイルプロデューサーの大本です。
今回は私がご転職を支援させていただいた格闘家のご紹介です。
2016年8月、30歳の誕生月という人生の節目にボクシングのプロテストに人生を賭けて挑戦する男がいます。
菊嶌渉さん。29歳。
サッカーに打ち込んだ学生時代
小中高校は、サッカー部に所属し、中学校では東京都ベスト16、高校では山梨県でベスト4進出の成績を残しました。
専門学校時には社会人チームに所属し、天皇杯に出場。Jリーグのチームと対戦し、惜しくも敗退しました。
天性の運動神経で、どのチームでも常にレギュラーとして活躍する選手でした。
卒業後は、運送業界でドライバーとして勤務をしながら、サッカーを続けていました。
プロサッカー選手を目指すも、社会人として働き、忙しくなってくる中で、プロへの情熱は少しずつ薄れていっていました。
ボクシングとの出会い
2014年12月29日。
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ「内山高志VSイスラエル・ペレス」
試合は、終始ペースを握ったチャンピオン内山選手が9回TKOで勝利します。
菊嶌さんは、TVで試合を観戦し、自分の心が熱くなっていることに気が付きます。
そして、その試合の数日後、菊島さんは東拳ボクシングジムの門を叩きます。
そこで東拳ボクシングジムの鈴木清八郎会長に言われた一言。
「本気でやる気があるなら、うちで本気でボクシングをやりなさい」
その言葉で、完全にスイッチが入った菊島さんは、その日から毎日のように練習に打ち込みます。
≪ある日のトレーニングメニュー≫
ロープワーク(3分3R)
シャドーボクシング(3分3R)
ミット打ち(3分3R)
スパーリング(3分5R)
サンドバック(3分5R)
腹打ち(3分)
パンチングボール(3分)
筋力トレーニング
※上記のメニューを、週に5.6回、専属のトレーナーについてみっちり行います。
それに加えて、自宅からジムまで往復10Kmのロードワークもこなします。
格闘家タクシーという働き方
プロボクサーを目指すといっても、社会人として安定的に収入を得る必要もあります。
菊嶌さんの練習時間は、基本的には10:00~12:00の間です。
そこで、菊嶌さんは「格闘家タクシー」という働き方を選択します。
格闘家タクシーの受け入れを積極的に行っている「品川交通株式会社」では日中帯の勤務だけでなく、夜勤シフトにも対応しています。
夜勤シフトの勤務時間は、19:00~翌6:00であるため菊島さんのように、
日中に練習をしてから仕事をするということが可能です。
「まずはプロテストに合格する。
そして、後楽園ホールのリングに立って勝利することで、会長やトレーナーに恩返しをしたい。
そして、自分が強くなったことを証明したい。」
そう力強く語る菊島さん。
目標は、「マニー・パッキャオのようなスピード・パワー・テクニックを持ち合わせた選手」とのことです。
今後の、活躍にも注目していきます!
●東拳ボクシングジム(菊嶌渉所属)
東京都豊島区東池袋5-6-3
財)日本ボクシング コミッション(JBC)認定
日本プロボクシング協会(JPBA)加盟
株式会社ミライユは、情熱をもって格闘技に打ち込んでいる方を支援しています。
「格闘家タクシー」に興味のある方、仕事と練習の両立を目指す方はぜひご連絡ください。