一心不乱に突き進む、その先に目指す目標は「日本を代表する本物のベンチャー企業」

ピュアでごめんなさい

新企画のピュアでごめんなさい
ピュアな想いや考えを持っている方をご紹介してペイフォワードしていく企画です。

株式会社ミライユの三神です。
今回ご登場いただくのは、株式会社ソルフェリオーナ代表取締役 菊地 将様(以下菊地様)です。菊地様に今の考え、会社の未来、想いの丈をお聞きしていきたいと思います!本日はよろしくお願いします。

菊地様ーよろしくお願いします

ーはじめに、菊地社長についてエピソードなど交えて教えてください

菊地様ー私は、内定先の倒産をきっかけに起業して今に至ります。この話をするととても突拍子もない選択をする人間かのように聞こえてしまうのですが、自分としてはとても理屈の通った選択だったと考えています。学生時代は、何か特別なスキルがあるわけでもなく、高学歴なわけでもなく、他人に誇れるような経歴があるわけでもなかったのですが「まわりより優れた特別な何かになれる」と漠然と思っていました。

強いて言うなら、400名ほどのメンバーがいる学生団体で代表をやっていたとか、スマホ販売のアルバイトで何度か売上トップになったとか、自信の根拠として考えるものもそれくらいでした。それでも 「特別な何か」 になることが当たりまえだと思っていたので、難易度が高いとされる総合不動産デベロッパーの選考だけを受けていました。ろくに準備もせずに 「俺クラス採用されてあたりまえだろ」 なんて言っていたので、当たり前のように全て落ちました。世間体を考えるとそれでもどこかへ就職しないといけないと感じるのが就活です。

プライドを削るかのように、志望校の偏差値を下げる感覚で、少しずつ受ける企業の規模を小さくし、就職活動を進めていきました。そんな時に見たのが、当時テレビで再放送されていたドラマ 「リッチマン、プアウーマン」 です。このドラマは、若くして億万長者になったITベンチャー企業の社長と高学歴なのに内定がもらえない女性との恋愛ドラマなんですが、恋愛要素だけじゃなくて、ベンチャー企業で働く人、経営者なら思わず共感するようなメッセージがたくさん込められているんです。経営者の苦悩、企業が成長するにつれて生まれる悩み、仕事へのモチベーションや成長etc・・・リッチマン、プアウーマンを観たのがきっかけで「リスク上等、ドラマみたいな急展開がある生き方がしたい」という考えが固まりました。

最終的に2期目の会社へ内定承諾し、ベンチャーへの道を歩み始めたんですが、なんと大学4年生の12月前に内定先の企業が潰れてしまいました。直後は途方に暮れましたが、こうなったらもう自分で会社を起こすしかない!と思い、起業に至りました。

ー起業前から壮絶なエピソードがあったのですね・・・ネット上のデジタルリスク対策を事業軸にされていると思うのですが、そのような事業軸にしたきっかけを教えてください!

菊地様ー学生時代に、前略プロフィール、モバゲー、学校裏サイト、mixiでプチ炎上をしたことがあるからです。実体験をもとにサービスを作った感じですね。起業を決意した直後、どんな事業軸にしようかと考えを巡らせている中で、 「まずは出来ることからやろう」 という考えに至りました。当時ネット上のデジタルリスク対策にまつわるビジネスは7社ほど存在していたことから、一定のニーズが世の中にあることは分かっていましたが、サービスの有効性が大きく問われるビジネスだなと思いました。

ー起業後、ハッピーだったこと・嬉しかった出来事はありますか?

菊地様ー少しずつ、 「ソルフェリオーナで働きたいです」 と言って集まってくれたメンバーが増えてきたことですね。

創業当時はマンションの一角で「とにかくお客様を開拓しなきゃ!」という気持ちで一人黙々とテレアポをし続けていたので、とにかく結果を出すことに必死でした。ある程度事業が軌道に乗るまでは、人材採用に目を向ける余裕もなかったと思います。しかし、周りの仲間によるサポートのおかげもあって結果も順調に出始め、初年度で品川区の雑居ビルへ移転し、5期目に現在拠点を置いている港区のオフィスビルへ移転することができました。

人材採用へ目を向けられるタイミングを迎えた当初は未経験者採用に力を入れていましたが、最近は経験者の方々も当社で働きたいと言ってくれる機会も増えています。以前は新卒で入社してきた方から役員候補を毎年採用する採用方針を取っていたのですが、今後は経験者採用にも力を入れていき、会社の基盤をより強固なものにしていきたいと思っています。

ー菊地様が大切にされている行動指針について教えてください!

菊地様ーいつだって王道、真っすぐな気持ちで物事に打ち込むことが行動指針です。

学生時代からそうなのですが、いざ 「これをやるぞ!」 と決意した後はとにかく120%全力投球する人間です。仕事においても同じで、新たなお客様を開拓したいのであれば、つべこべ言わずにガンガンテレアポしまくる。成約を取りたいのであれば、何時間かかったとしても、ベストな出来だと言える段階まで商談準備に打ち込む。そして商談当日はもちろん全力投球 (笑) とにかく迷わず全力投球することが私自身のポリシーです。

ーそのような行動指針を定めたきっかけはありますか?

なぜそのような行動指針が根付いているのかというと、私の中には 『真っすぐな人間にこそチャンスが舞い降りてくる』 という考えがあるからだと思います。私は立場上、営業電話を受けることも非常に多いのですが、すごく真っすぐに全力でアピールしてくれる営業マンの話は積極的に聞きますし、アポイントの機会をつくるようにしています。なぜなら、全力で向き合ってくれる人にはチャンスを与えたいなと自然に思うからです。だけど、窓口突破しようとして嘘をついたりする営業マンには絶対にアポイントの機会をつくりません。

営業は 人 対 人 の関係があって成り立つビジネスだからこそ、信頼関係がとても大切です。たとえすぐに花が咲かなくても、諦めず真っすぐに向き合ってくれる姿勢で走り続ければ、必ず誰かが見てくれて、その人にふさわしいチャンスが舞い降りてくるのだと信じています。

ー今後の目標について教えてください!

菊地様ー 「日本を代表する本物のベンチャー企業をつくること」 これが、創業当時からずっと変わらない目標です。
当社の採用スローガンとして掲げているのですが、 「誰でもいつからでも何にでもなれる」 という採用スタンスを大切にしています。経験や学歴、年齢や性別に関わらず、 こうなりたい」という自分の理想像さえあれば、何かを目指すことに遅いなんてことはないと思っています。

いつか特別な何かになりたい、いわば偽物ではなくて本物になりたいのであれば、本気で働いて誰かに影響を与えられるような働き方が必要不可欠だと思います。仕事を楽しむことは大切ですが、楽しむだけじゃなくて、その先にいるお客様が本当に満足できるサービスを提供しなければビジネスとして成立しません。会社、メンバー、そしてお客様と全ての方々が満足できるような環境をつくる。それが実現できた時、 「日本を代表する本物のベンチャー企業」 になれると信じています。

ー色々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!菊地様が発するお言葉一つひとつから、ものすごい熱量とたしかな覚悟を感じました。ソルフェリオーナ様が日本を代表する本物のベンチャー企業となる未来を私も見たいです!

菊地様、本日はありがとうございました!

写真【プロフィール】
株式会社ソルフェリオーナ
代表取締役 菊地 将

1992年2月横浜市旭区に爆誕。大学4年の1月、内定先が倒産したことをきっかけに株式会社Solferionaを創業。ビジネス経験0からのスタートでもやっていけることを証明するべく「日本を代表する本物のベンチャー企業」を目指して経営。港区芝大門にて、風評被害対策、新卒採用イベント、高級賃貸仲介事業を展開。Twitterではベンチャー企業の社長の本音を垂れ流す。

【Twitterアカウント】

・菊地将@ベンチャー企業の社長

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